>  インターレースとプログレッシブのイメージ
  インターレースとプログレッシブのイメージ  (飛び越し走査と順次走査)
   赤い三角を左右に動かしながら下げてください。
 (マウスポインタを近づけるとくっつきます)

 左右に動かすことが走査(スキャン)です。
 ここで、走査しているのは丸い点ですが、少し早く
 動かすと1枚の画像に見えてくるのがポイントです。

左の1枚の画像を横の線で5つに分割し、
上から順に番号をつけます。
この5本の横の線が走査線です。
ボタンを押すと再生
インターレース(飛び越し走査)
5本の走査線を2回に分けて、走査します。
この時、1回目は奇数番号の1、3、5、の順に
走査します。 2回目は、飛び越して偶数番号の
2、4、の順に走査します。
ボタンを押すと再生
プログレッシブ(順次走査)
上から番号順に、1、2、3、4、5と走査します。
波形モニターで表示すると(通称:ハケモニ)

波形モニターとは、特に撮影に扱い安くした
オシロスコープです。通常、信号の状態は
目で見ることはできません。
波形モニターは信号の状態を電圧の
高低で表示します。
電圧の高低は画像の明るさになります。
 インターレースとプログレッシブの実際(NTSC篇)
 インターレース
 NTSCは、1秒間に30枚の画像を表示し、走査線は525本あります。
 CRTで順番に525本を1/30秒で上から順に走査すると、下を走査しているときには上の方の画像は
 消えてしまってチラツキと感じます。応答速度の遅い液晶ディスプレイあれば感じなかったかも知れません。
 このCRTのチラツキを少なくするために走査速度を2倍の1/60秒に上げて、1枚の画像を2回に分けて
 1回目は、奇数番号の262.5本を、2回目は偶数番号の262.5本を走査します。
 2回の走査で1枚の画像となります。この画像が1秒間に30枚ありますが走査としては、60枚の画像があり、
 チラツキを少なくしています。
 262.5本の画像をフィールドといいます。2つのフィールドで1枚になった画像を、フレームといいます。
 したがって、NTSCでは2フィールドで1フレームの画像で、1秒間に30フレームあります。
 プログレッシブ
 走査線を上から順番に走査します。1枚の画像を1回の走査で表示します。
 主にコンピューターのディスプレイ、液晶テレビなどに使用されています。
 ビデオカメラでは撮影時に、24p、30pなどの設定があり映画風などの、ねらいがあるときに使われています。
 ただし収録は、ほとんどの場合60iにプルダウン変換されています。
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